google.com, pub-7914208718734050, DIRECT, f08c47fec0942fa0 自分がしてもらいたかったことを子供にしていく① | あひるくま

自分がしてもらいたかったことを子供にしていく①

4月に受けたカウンセリングで言われたこと。

自分が親にしてほしかったことをたくさん子供たちにしてください

そして出来た自分をたくさん褒めてください。

父は平日の1日だけ仕事が休みだった。私は父が大好きだった。

父はたくさん一緒に遊んでくれた。「生まれて来てくれてありがとう」と寝る前に毎日のように声をかけてくれた。私を見つめる目は優しく、声質も暖かかった。

母は他の人が居る前ではとても優しいが、私と弟の3人で居る時や私と2人きりのときはとても怖かった。私を見る目は冷たく、声質も弟と話す時よりだいぶ低い声でそっけなかった。

私が両親にしてもらいたかったこと。

1、夫婦ともお互いの文句を子供に言わない

2、夫婦間でコミュニケーションをとる

3、夫婦のどちらかがいけないこと、間違ったことをしたら注意する

4、子供の話を聞く

5、子供とスキンシップをとる

6、公平に子供を愛する

7、たくさん一緒に遊ぶ

8、存在を否定すること、人格を否定する言葉を言わない

他にもこまごまとあるがこんな感じ。

現在、私は小学生の子供2人の母だ。

子供たちが学校であったことを話してくれる。

子供の話を聞くのは楽しいし、どう過ごしていたのか知れるのは親として安心なのだが以前は母と自分の昔を思い出して悲しくなる日が多かった。

親としてイマイチな母だったが、私はきっと母が大好きだったのだ。

学校であったことを聞いてもらいたかった。だが私が話し出すと「女はベラベラ話すから嫌い」「あんたと話しする時間がもったいない」「話しかけないで」

まだ小学生の女の子が親にそんな言葉をかけられていたなんてと子供を持つ親として悲しくなる。

話しない方がいいんだと黙っているとそれはそれで母に怒られた。

「黙ってないで何か話せ」

そのさじ加減が子供にはとても難しく、無邪気に母にくっつきながら話している弟がうらやましかった。

母が何も知らないのも嫌なようなので、「今日は○○ちゃんと遊んだよ。学校楽しかった」と一言で終わるように学校の様子を話した。

中学年から徐々に仲間はずれが始まり、学校が次第に嫌になっていき、高学年の頃には早く死にたいなと毎日考えていたがそれでもその報告ルーティンは守った。いじめのことも言わず、いい話だけした。いい話すらない日がたくさんあったが適当な同級生の名前と遊んだ内容を日によって変えたり授業で習った内容を一言で伝えた。

帰宅してからの最初のミッションが母への今日の学校の報告であり、緊張した。大人になった今思うのは仕事みたいな感覚だった。

うちの子供たちには私のような思いはさせたくない。

息子が入学して1年は毎日不安でたまらなかった。年子の娘が今年入学したが、その前後は心配でたまらなかった。

娘は自分と同性だからなのか息子以上に入学が心配だった。

娘の入学前は私は夜寝つきが悪くなったり、フラッシュバックが多くなったりしたりと体調が優れなかった。

だが4月にカウンセリングを受けて、子供時代にしてほしかったことをたくさん子供たちにしたり、日常生活の中でとにかく自分の出来ていることに目を向けて自分を褒め続けたら少し変わってきた。

子供の話を聞いても不安になったり、昔を思い出して悲しむ時間が減ったのだ。

学校で授業が難しくて嫌だった。学校が今日はつまらなかった。などネガティブな内容を子供たちが話すこともあるが、ネガティブで言いづらいことを私に話すことって勇気がいるんじゃないかと考えた。

応援してるよ。よく頑張ったね。ママはいつでも君たちの味方だよとその都度伝えた。

いじめやトラブルなら話はまた変わるが、「少し嫌だったとか勉強が嫌だとか学校っていろいろあるよね。」と同調して聴くことができるようになり、私自身必要以上に不安にならなくなった。

子供たちも変わった。たくさん学校の話を自分からしてきてくれるのだ。

子供たちは毎日帰るとニコニコと楽しそうに話したり、しょんぼりして抱きついてきて話したりと毎日いろんな感情を見せてくる。

一通り話を聞いてもらうと満足するのか、二人ともピューッと私から離れそれぞれ自由に過ごしている。

一筋縄ではいかないだろう。きっとまた何かの拍子に私が不安になるかもしれない。

子供が学校で辛いことがあるかもしれない。

でも今は出来ていることに目を向けて日々に感謝し、1日1日を大切に生きようと思う。

子供たちが明日も楽しい1日になりますように。

私も充実した1日を過ごせますように。

今日も1日お疲れさま~

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